2010/6/13
先日、三菱一号館美術館で開催中の「マネとモダン・パリ」展に
行きました。
建物がステキ…! オフィスビル群の中に現れた洋館。
鹿鳴館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852~1920)の
設計により、1894年(明治27年)に竣工し、
1968年(昭和43年)に老朽化のため解体されました。
2010年4月6日、忠実に復元され「三菱一号館美術館」として生まれ変わったのです。
当時、初めて誕生したオフィスビルとして、これまた話題だったことでしょう!
通りに面した建物は、ぐるっと内側に回って美術館に入るのですが、
そこは英国庭園風の、気持ちのよい空間でした!
それほど広くはないですが、いろんな花がたくさん咲いてて、
その日は天気も良かったので、散策したり休憩したり、いい感じです。
ラムズイヤー…その名のとおり、羊の耳のようなフワフワした葉っぱが好き。
マネのことは詳しく知らなかったのですが、
当時は斬新な活動ぶりだったようで、時代的には受け入れられにくかったみたいだけど、
マネの視点がなかなか興味深いです。
黒い服の女性が多いのも特徴。かっこいいなぁ〜!
晩年の作品には、シャクヤクがよく登場するらしく、
私としても、最近華道で使った花なので、なんとなくマネの人柄に触れたような気がして、勝手に親近感…。
(私がミーハーなのは、こういうことか…?!)
シャクヤクって…なんかダイナミック!
ぐわ〜っと咲いて、ボトッ!と散る。枯れてさらされる中途半端さがなくって、いさぎよし!
丸の内なんて、滅多に行かない場所なので、
久々に新鮮な外出となりました。